お店などを新規でオープンする場合には、初期費用として多くの経費が掛かることは誰にもご想像の通りです。例えば病院やクリニックなどを開業する時には、沢山の機材や検査や処置に使う器具などを全て買い揃える必要がありますが、今までその物件で同じように医院を経営していた人から物件を買うことになれば、それまで使っていたものをそのまま利用していくことが出来ます。
居抜きの物件はもちろん一般のものよりも多少割高になる事は当然の事ですが、０から全てのものを買い揃えていく手間や時間などが大幅に省けるだけではなく、今までそのクリニックに通っていた患者さんなどが、続けて来てくれるというメリットもあるのです。特にお年寄りなどは、近所にある病院などが無くなると不便になり困ってしまう事も多いので、新たに診てくれるところが出来ることで有難く思われることにもなります。開業当初から、喜んで来てくれる患者さんがつくことも居抜きの物件の1つと言えます。
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居抜き物件の利用法
居抜き物件とは前のテナントの内装や設備がそのまま残されている物件をいいます。前のテナントがレストランであれば、厨房設備や食器が残っていることがあるので、レストランを経営するのであれば設備費用の節約になります。最近は前のテナントの内装や造作がお店のイメージに合っていたり、客通りが良さそうなことから、元はガソリンスタンドであった居抜き物件をお菓子屋や床屋などにするなど、前のテナントと違う業種で居抜き物件を選ぶこともあります。
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